院内下剤について
大腸内視鏡検査の事前準備として、下剤の内服が必要です。当院では、院内での内服もご案内できます。以下に該当する方は、遠慮なくご相談ください。また、ご不明点などがあれば、医師や看護師にご質問ください。
- 自宅からクリニックまで距離がある。
- 自宅から来院できるか不安がある。
- 自分一人で内服できるか不安がある。
- 初めて大腸内視鏡検査を受けるので不安がある。
- 腸内がきれいになったか判断できる自信がない。
院内服用のメリット
院内での下剤服用
- 自宅で内服する必要がなく、手間がかからないことが一番大きなメリット
- 内服してから移動する必要がない
- VIP室を利用すれば完全個室で内服できる
- 内服中に気になることがあればいつでも質問できる
当院では院内下剤に対応、またお申込み頂ければ空き状況に応じてVIP室をご利用いただけます(別途使用料を頂戴しております)
見晴らしのよい院内フロアでゆっくり下剤を内服することが可能です。またVIP室ではトイレが付いた個室で下剤を内服できます。個室であれば他の患者様などの目が気になるといった心配は無用です。また、個室内にトイレも完備しているので、ご安心ください。(別途使用料を頂戴しております)
Wi-Fiを完備しています
当院では、全個室にフリーWI-FIを完備していますので、待ち時間も退屈することなくお過ごし頂けます。また、お仕事などでお忙しい方は、PCなどを持ってきて頂ければ、作業して頂いても問題ありません。
更衣室とトイレは男女で分けています
当院では、更衣室とトイレを男女で分けています。また、医師も男性・女性それぞれが在籍しています。ご要望があれば、遠慮なくスタッフまでお申し付けください。
院内下剤の進め方
1予約
最初に検査の予約をお願いいたします。来院時に予約する形でも問題ありませんが、24時間受け付けているWEB予約システムも是非ご活用ください。大腸内視鏡検査では、事前診察が不可欠です。WEBで仮予約を取っている方は、事前診察を検査予定日の1週間前までに済ませてください。その期間が過ぎると、検査予約も自動キャンセルさせて頂きますので、ご了承ください。受診できなくなった、あるいは受診を忘れていたといった際も対応できることがありますので、お電話でご連絡ください。
2事前診察
検査、および検査前日までの準備の説明を行います。問診の後、血液検査を行います。
3前日
検査食もしくは、ご自身で消化しやすい食事をご準備ください。腸内に溜まりやすいこんにゃく、キノコ類、野菜は摂取しないようにしてください。 また、前日夜9時までに夕食を終えるようにしてください。検査精度を担保するために、腸内をしっかりときれいにすることが重要ですので、当院では検査食の摂取を推奨します。コーヒー、牛乳、アルコールなどは前日から摂取しないようにして頂きますが、夜9時以降も可能な限り水分補給をお願いいたします。医師より緩下剤や下剤を内服するよう指示されている方は、お薬の内服をお願いいたします。
4当日朝
当日の朝食は控えて頂きますが、お茶や水などで水分補給はできます。日頃から朝に飲んでいるお薬があれば、いつも通り内服して頂いて構いません。なお、糖尿病のインスリンや内服薬については、当日朝の使用・服用はお控えください。 お約束の時間にご来院ください。なお、鎮静剤を使用するため、当日の自動車やバイクの運転はできないので、公共交通機関などを使ってご来院ください。
5来院後
院内で下剤を内服する場合は、内服方法の説明を受けてから内服をお願いいたします。透明な便に変わったかをチェックした上で、検査着にお着替えをお願いいたします。自宅で内服する場合は、便の状態をスタッフが確認して問題なければ、お着替えに進んで頂きます。
6大腸内視鏡検査
検査の直前に点滴で鎮静剤、鎮痛剤、腸蠕動抑制剤を投与します。
※お車でのご来院はお控えください。
検査は約15〜30分で終わります。必要があれば生検やポリープ切除を実施します。
7検査後
検査終了後は、30分〜60分程度お休みいただき、検査担当医より検査後の結果説明を行います。
なお、検査終了後は空気が腸内にたまっている場合があり、おなかの張りや腹痛を起こす方がいます。ガス(おなら)を排出することで症状を軽減でき楽になります。
また、ポリープ切除をした方は、激しい運動や飲酒はしないようにしてください。
ポリープ切除の結果説明について
組織検査やポリープ切除をした場合は、病理(生検、ポリープ切除)の結果については2-3週間後に再度来院していただき外来で結果説明させていただくかもしくは郵送(患者様にも分かりやすく記載しています。到着までおよそ2-3週間程度頂きます)にて結果をお伝えするかを患者様が選択可能です。
内服しているお薬がある方へ
注意していただきたい点抗凝固剤、抗血小板薬(ワーファリン、オパルモン、バファリン81㎎、パナルジン、ドルナー、エパデール等)は内服を指示している先生に確認を取り、長いもので検査前7日間、ポリープ切除後7日間計14日止めることが可能かの確認をしてください。
当院の大腸内視鏡検査について
当院では、専門医が鎮静剤を使った大腸内視鏡検査を担当します。患者様になるべく苦痛を与えないよう、細心の注意を払って検査を進めます。また、検査中に前がん病変のポリープが見つかった場合は、即座に切除することも可能であり、採取した組織から病理検査を行います。お困りの症状があれば、なるべく早めに当院までご相談ください。